そして、2010年4月3日は、私達スタッフにとって特別な日になった。

家族の絆が改めて見直される現在、
ご家族・ご列席者の絆を大切にと、
挙式の中で、両家・新郎新婦をつなぐ「祝福式」を取り入れた
新しい挙式スタイル。
およそ7ヵ月を費やしてコンセプトを練り上げ、
準備を重ねてきた“アトリウム教会式リニューアル”の最初の日を迎えたからだ。

午前11時ちょうど、
新挙式最初の新郎荒井克彦様・信田愛子様の挙式が開式する。
折りしも春休みも大詰めの土曜日にあたり、
アトリウムは行き交うお客様で賑わいをみせていた。

開式を告げるファンファーレが、アトリウムに吸い込まれるように響く。
司式者に先導された新郎克彦様が入場、
新婦愛子様はソプラノデュオのもとに、
母上が待つ会場エントランスでベールダウン。


父上のエスコートのもとにバージンロードを歩み、
会場内で待つ克彦様の元へ進む。
そして、司式者は祝福式の開始を告げた。

祝福式はご両家ご両親が、
この結婚の祝福を誓い両家の絆を新たにする大切なプロセス。

新挙式の中でも考えに考え抜いた末の提案だった。
ご両家のご両親がお人の祝福を誓うと同時に、
会場内で湧くように拍手が起こる。
それが磁力のように、足を止めていたロビーのお客様に追いかけるように乗り移る。

開式で感動を予感させたファンファーレの空気感がその拍手で真の実感に変わった瞬間だった。

式もクライマックスに近づくに連れ、列席のお客様、
ロビーで祝福をするお客様の意識が一体となった空気感の
密度の高まるのが五感を通じて迫ってくる。

ロビーでこの時間を共有しているお客様達は、
誰一人としてその場を離れず、
祝福の眼差しで式を見つめているのが伝わってくる。

そして新郎新婦退場。お2人が引いたリボンに導かれたバルーンが、
天井越しの4月の陽光を受けながら、
何故か挙式のフィナーレを惜しむかのように
ゆっくりとアトリウムの中空を舞い降りてくる。

会場そしてロビーの全てが一体となった拍手が
アトリウムに大きく響きしばしの間鳴り止まなかった。

今まで、当たり前のように口にしていた「感動」
この言葉の真の意味とはこのような空気感だったのかと
思わせるかのような18分間だった。
新郎荒井克彦様、新婦信田愛子様、
ご両家ご両親様、
式を通じて「真の感動」の瞬間の体験と、
その場に居合わせることができた幸運を感じずにはいられません。
大切なことを私達は教えていただきました。
改めて、心からご結婚おめでとうございます。
ご両家の皆様、列席者の皆様、本当にありがとうございました。
ご両家の弥栄を永遠にお祈りいたします。
この4月3日を東京ベイホテル東急ブライダルの最良の日として心に刻み、
私たちスタッフは、幸せのお手伝いの日々を歩んで行きたいと思います。
・・・・・感動ウエディングは、まだ続きます。
おふたりの幸せな姿を見守った、
ブライダルコーディネーターの「感動逸話」とともに。
(続く)